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- アロワナ -

始めにことわっておくが、たとえYUKINARIが飼っているからといってただそれだけでわざわざ調べてみるほど・・私も暇人ではない。じゃあこのページはなんなんだ!?・・・というと、運良くというか運悪くというか、出会ってしまったからである。
『へんないきもの』 (早川いくを 著/イラスト 寺西晃/バジリコ株式会社)
こんな生き物がほんとにこの世に存在するの!?をいをい作ってないかい?・・とまじめに疑ってしまうような“へんないきもの”を、そのクソまじめさがかえっておかしい精緻なイラストとふざけてるのかまじめなのかどっちなんだよっ!と突っ込みたくなる面白すぎる文章で紹介する一冊の本。
 
[摂氏150度の高熱にも絶対零度(-273度)にも、真空にも乾燥にも6000気圧もの高圧や放射線にさえも耐え][100年は生き続ける]【クマムシ】や、[後背位で抱き合ったまま水中で宙返りして交接する。その大回転の頂点でメスは卵を産みオスが放精、落下した卵をメスは背中でキャッチする。中国雑技団のようなアクロバティックでスリリングな交接]をする【コモリガエル】などなど、宇宙船地球号の神秘について考えさせられる・・・いやいや、人間の進化はこれでよかったのか!?正解なのか!?と考えさせられる・・・いやいや、単純に腹抱えて笑い転げる一冊。【コモリガエル】のお母さんの背中の穴(育児嚢)から子ガエルがぴょこぴょこ巣立っているイラストは、はっきり言って夢に見る
 
本の紹介ばかりしていてもしょうがないのだが、この本になんと、アロワナも載っている。そんなに珍しい奴だったのか、お前って・・・
[・・・このすばらしい魚にハートを奪われ、アロワナ飼育の魅力に取り憑かれたマニアは、他のことを忘れてしまう。狭い部屋に巨大な水槽を据え付け、水のpHショックにビクつき、温度計をにらみ、エサを食わねばオロオロし、寄生虫憎しと薬品をぶちこみ、病気になれば手術を施す。そしてエサのコオロギ、ネズミ、金魚、赤虫などの飼育も行うため家は野生園と化す。「昇り龍(※)」をやらかすたびに、床でビッタンビッタンと跳ね回るアロワナを追い回し、ウロコ取れに泣き、目が垂れたと騒ぎ、女房子供はしまいに愛想を尽かして出ていってしまうがそれでもやめられない。]
大丈夫か!?YUKINARI!!
[迂闊に安い幼魚など買うとたちまち巨大になって始末に負えなくなり、ショップは引き取らず、捨てるわけにもいかず、思い余って食ってしまう奴もいるという。人心惑わす魔性の魚類といえよう。・・・]
ま、魔性の魚類!?・・・気になるぢゃないか・・・
シルバーアロワナ
+ アロワナ +
恐竜時代から進化されずに生き延びてきた古代魚で、しゃくれたあごの先端に2本のヒゲがあり、美しい色で輝くうろこに覆われた長い胴体を翻して華麗に水中を舞うように泳ぐ。体長60cm、アマゾン川流域に分布。アジアアロワナは1980年以前は食用として捕獲され、マレーシアなどでは結婚式に欠かせない料理だったそうだが、1980年以降ろ過システムなどの普及により大型魚の飼育が可能になり、食用から観賞用へ移行。一躍注目を集める。絶滅の恐れがあるとしてワシントン条約で輸出入が制限されているが、なんと完全に禁止になるかもしれないとか? 仮に売りに出したとしたら、「DA PUMPのYUKINARIが飼っている」ことと、「ワシントン条約で守られている珍しい魚」だということ。いったいどちらが高値を呼ぶだろうか。・・いやいや不謹慎である。なんたって華僑の人々の間では“龍魚”と呼ばれているのだから。“龍の化身”だぞ!えらいんだぞ!
フィーリングが合わないと決して繁殖行為をしないらしい。恋する魚なのである♪ 繁殖に成功すると、メス親が産んだ直径9〜12mmもあるオレンジ色の卵をオス親が口の中で保護し、卵がふ化して稚魚が一人立ちできるようになるまで40日以上もの期間、エサも取らずにひたすらわが子を口の中で守り続ける。世のお父さんに半分でいいから見習って欲しい「マウスブリーディング」という子育てをする。
 
ちなみに引用文中の(※)、「昇り龍」とはアロワナのエサの取り方。右目と左目に写る映像の誤差から対象との距離を算出、光の屈折も含めて獲物の位置を測定し、水面から体長の倍もの距離を大ジャンプして、精密射撃のような正確さで獲物を仕留める。その流麗な跳躍を「昇り龍」と呼び、体色の美しさと共にアロワナが珍重される所以なのだ。
 
最終的に70cm近くになるので水槽は1800×700くらいが必要。た、たたみ一畳分やん。・・最低でも1500×600はほしい。・・その他ろ過装置やサーモヒーター、エアレーションなどなど・・
エサはニジマスの切り身や川エビ、牛ハツなどの冷凍エサ、人口フード、そしてコオロギ、金魚などの活餌。小動物を食うこともあるそうだから恐ろしい奴である。
最初の設備投資、それから維持費にいくらかかるんだ・・・
 
 
いたるところで「趣味はアロワナ」と公言するのもかぁ〜なぁ〜りぃ〜うなずける。金魚ばちで金魚を飼うのとはどえらい違う、とってもとってもマニアな世界なのだ。関係ないが、私には到底無理、一生関わる事のない世界だ・・・多分。
アロワナの寿命は7年から20〜30年という人までいるが、だいたい約10年・・ということらしい。玉城家のアロワナも、愛され、美しく成長し、天寿をまっとうしてほしいものである。ちなみに名前はなんというんでしょうね。・・・「アロー」に一票!
 
 
注:YUKINARIがマニアックだとは言ってません。あくまでもアロワナ側から見た話。ディープにはまるとマニアックな世界なのねぇ〜・・・ってことで、そこんとこよろぴく♪
 
 
追記・・3代目アロワナ君のお名前は、サザンの桑田さんから「けいすけ」だそうです♪
 
 
 
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