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- Gene Kelly&Fred Astaire -

ジーン・ケリーとフレッド・アステア  2人ともミュージカル映画の大スターです。
 
ジーン・ケリーの代表作といえば「巴里のアメリカ人」「雨に歌えば」。「雨に歌えば」の、土砂降りの中で ♪ドゥルルッドゥ〜I'm singin' in the rain〜♪ と歌い踊るシーンはあまりにも有名です。
 
フレッド・アステアは私が観たので言うと「バンドワゴン」「イースターパレード」。これは後年MGMに移ってからの作品で、若い頃はジンジャー・ロジャースとコンビを組んで数々の映画に主演しています。
 

◇ジーン・ケリーとレスリー・キャロン◇
 
ジーン・ケリーのダンスのすばらしさは、やっぱり「力強さ」、「正確さ」、体中で踊ることの楽しさを表現しているような「ダイナミックさ」ではないかなと思います。一見体育教師かとも思えるがっしりした体躯をフルに使って、まさに体全体で“表現”します。
 
これでもかっ!というような迫力のダンスを見せてくれたかと思うと、バレエをベースにした優雅でやさしいダンスも見せてくれる。振付師として常に新しいダンスを模索する傍ら、音楽や監督も手がける、まさに才能の“塊”です。
 
アステアのダンスは、「華麗」で「優雅」。長い手足を十分に生かし、指の先爪の先まで神経が行き届いたような完璧なダンスをみせてくれます。そうかと思うと茶目っ気もたっぷり。「遊び心」まで含めて計算し尽くされたダンスです。
 
「ダンスの神様」と呼ばれ、特にタップダンスはまさに圧巻! 名人芸ともいえる華麗なダンスですが、その裏側では納得いくまで何度も何度もリハーサルを行ったそうです。
 
 

◇フレッド・アステア◇
 
何でこの二人がいきなり出てくるかというと、YUKINARIとKENのダンスをこの2人に例えられないかなぁと思うわけです。
 
「どっちがどっち?」と思われるかもしれないですね・・・
私はYUKINARI=ケリー、KEN=アステアだと思うんですが、考えようによっては逆もありだと思います。アステアとケリーのダンスの良さがココだけでは語り尽くせないのと同じ様に、YUKINARIとKENのダンスもケリーとアステア、それぞれの良さをそれぞれに持っていると。
 
それを前提にしてあえて言うと、
YUKINARI=ジーン・ケリーKEN=フレッド・アステアだと・・・
 
踊ることの楽しさを体中でアピールするYUKINARIのダンスと、KENの“魅せる”ダンス。正確で力強くて楽しくてダイナミックなダンスと、華麗で優雅で遊び心があって完璧なダンス。
 
YUKINARIのダンスは、何よりも彼自身がステージで踊る事を楽しんでいるから、見ていてこっちも楽しくなるんだと思います。普段あまりにも“素”でぽ〜っとしてる彼が、ステージの上ではあんなにキラキラと輝く。ケリーもどちらかというと“庶民的”だと思いますが、YUKINARIにもそこらへんにいるお兄ちゃん的な魅力がありますよね。
 
KENの、努力を惜しまず好きなもの(ダンス)を追求する姿は、「職人」的だと思います。アステアはよく「天才肌」「名人芸」「完璧主義」などと評されますが、それらひっくるめて「職人」という言葉がピッタリくるんじゃないでしょうか。KENとアステア、なんだか通じるものがあるように思えます。
 
誉めすぎ?
 
いやいや例えばの話ですから。あくまでも個人的な意見。たとえジャンルが違おうと、比べる相手が世界的な大スターであろうと、“素人のたわごと”と大目に見ていただきたい。
 
 
「ちょっと待ってよ。じゃあISSAとSHINOBUはどうなのよ」と? これがまた難しい・・・
あくまでもケリーとアステアという2大スターを基準にした話なので、話を4人に広げる事は今回は勘弁してください。(プレにはその答えが見つからず、ミュージカル好きの相棒に助けを求めたら、「(例える事自体)無理がありすぎる」と一言で片付けられてしまいました)
 
YUKINARI=ケリー、KEN=アステアもかなり無理がある話だとは思うんですが・・・(笑)
このコーナーは思いっきり自己満足でいこうと思っているので、どうかご勘弁くださいまし♪
 
 
 
◆言い訳も含めてなんだかよく分からないことをタラタラと書いてしまいましたが、「いや私はこう思う」や「こんな人にも例えられる」などご意見があれば、いろいろと聞かせていただけたらなぁと思います。待ってます♪
 
 
◆もしジーン・ケリーとフレッド・アステアに興味をお持ちの方がいらっしゃったら、↑の代表作のほかに「ザッツ・エンターテインメント」がオススメ♪ MGM映画会社のミュージカル作品の名場面や舞台裏を集めたおいしいとこどりの作品で、もちろんケリーとアステアのダンスシーンも一挙に見れます。1〜3まであるうちの2ではケリーとアステアが進行役をつとめ、ほんの少しだけデュエットで踊ってくれています。
 
 
 
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