2005/2/27(Sun)
「何十回」は大げさでした・・・^^;
二桁は確かなんだけど、そろそろ十の位が変わる頃かも・・・と数えてみたら、
23日の観劇がちょうど20回目だった。
もちろんこんなにアホみたいに観ているのは「CATS」だけ。
(ちなみにそれに続くのは、多分「オペラ座の怪人」・・・)
 
この間しみじみ感じたのが、
「客層、ほんとに変わったよなぁ・・・」
ということ。
 
もう10年以上前、私がミュージカルを観始めた頃は
圧倒的に女性客、それも若い女性が多かった。・・・いや、“ばっかり”だったような・・・
何年か前から、会社帰りのスーツの男性も見かけるようになったし、
男性のみのグループも別に珍しくない。
日曜日の「ライオンキング」なんか家族連ればかりだし。
 
それにしても、この間の「CATS」の年齢層の高さといったら!!
ロマンスグレーの素敵なおじ様と優しそうなご婦人・・・なんてペアがあっちにもこっちにも♪
 
う〜ん素敵♪
 
書いていて思わず自分の何十年後かを想像してしまった・・・
やばっ!・・・白髪が!!!・・・って違うだろっ!!!(笑)

2005/2/25(Fri)
N:なんだか H:変な K:国営放送
小学校のとき友達がこう教えてくれました。
私が言ったんじゃありません。
 
スカパーで放送中のNHK連続時代劇「真田太平記」。
大阪夏の陣が終わり、真田幸村が討ち死にし、いよいよラストが見えてきた。
「ゆぎむらぁ〜」・・・
涙とはなみじゅでぐちゃぐちゃになりながら見てたんだけど、途中わが耳を疑った。
 
 ナレーション : ・・・汚名を挽回すべく・・・
 
「汚名を挽回×→返上○」
なんて私でも知ってる、“間違った日本語”の代表格なのに。
古いドラマとはいえ、天下の国営放送でもこんなことってあるのね。
 
たのんますよNHKサマ。

2005/2/23(Wed)
目をそらしたら負け
去年の9月にチケットを取ってから、ずっとずっとずぅ〜っと楽しみに待ち焦がれていたこの日・・・
「CATS」最前列ど真ん中の日です♪
思えばこのチケットが取れてからだよなぁ・・・、チケット運が上昇したの。
 
最近バタバタと開演直前に会場に着くことが多かったんだけど、
今日はちゃんと開場直後に入場。
腹ごしらえをすませ、グッズも余裕で眺めちゃったりなんかして、
会場内のゴミも改めて1階2階全部見てまわり、小道具さんのこだわりの仕事ぶりに感動する・・・
そしてやっと自分の席へ。
前4列にはちょっとした仕掛けがあるので、係のお姉さんに案内してもらう。
ここがね〜、ちょっと特権気分でいいのよ!(笑)
 
センターブロックの最前列10人のうち、男性は相方一人だったから
いじられまくるんだろうなぁ♪・・・と思ってたんだけど、
いやぁ〜始まってみてびっくり!
私の席がセンターなのか、とにかく前に来た猫と目が合う合う!!!
じっと見つめられてドキドキしてそらしたいんだけどそらせなくて他の猫も見たいけど今この猫ちゃんから目をそらしたら私の負け・・みたいな(笑)
 
とにかく目が合ってない猫のほうが少ないんじゃないかぐらいの勢いで見られまくり、
何十回も観てるCATSなのに今更「どこ観ていいかわかんないぃぃ」状態。
さすがに慣れてくると、絶対観たいポイントはしっかり押さえつつ、
目の前の猫ちゃんとにらめっこを楽しむ。
「負けないわよぉ♪」(笑)
 
目の前で汗シャワーを飛ばしながら踊る猫達のしなやかな体にドキドキし、
終始目はきらきら口は半開きでほげぇ〜とアホ面、しまいにゃ涙と鼻水でぐちゃぐちゃ。
もぉ〜すべての猫に惚れ、すべての猫を連れて帰りたいと思った(笑)
 
・・・
政治家猫ちゃんが、バラを一輪客席に投げるんだけど
いつも2列目か3列目に落ちるから自分は関係ないと思って観てたのね。
じぃ〜っと目で追ってたらふわぁっと上がったバラは自分の真上に・・・
そして私の背中のすぐ後ろに・・・
結局後ろの人が手を伸ばして受け取ってたけど、私も手を伸ばしたら普通に取れてたのかも・・・
って後で言われてとっても残念だった。
でもね、自分の後ろに落ちた時ちょっと首をすくめたら
オス猫が一匹ステージの上から前脚でチョイチョイっていじってくれたのがLuckyだった♪
・・・
 
最後は涙をぼろぼろこぼしながら
マジシャン猫との長い長いにらめっこを楽しんで終わり。
 
感激後は以前から気になっていた小さな沖縄料理屋にやっと入ることが出来た。
(カウンター8席だけの小さな店で、いつ見てもいっぱいだったので・・・)
妙に落ち着く雰囲気と、素朴で美味しい料理と、何と言っても超庶民的な安さが感動的で、
思わずボトルを入れてしまいそうだった♪
 
さてさてさて・・・
とりあえず11月まで発売されているのに、手持ちのチケットはこれで終わり。
なんとも寂しい限り。
またふらぁ〜っと前日予約かなんかで行っちゃうのかなぁ・・・

2005/2/18(Fri)
「軍鶏がへぇってねぇ」
録画した「鬼平犯科帳」をやっと観た。
家族そろって2時間ゆっくり観る時間がなかなかなかったのだ。
 
いやぁぁぁ・・いいわ!
原作の世界に忠実な、丁寧な作品作りに「ありがとう」と頭を下げたくなる。
おまさの梶芽衣子さん、同心沢田の真田健一郎さん・・お年を召されたかしら・・・とか、
小林金弥の中村歌昇さんお痩せになった・・・とか、
そんな変化も、「鬼平」の世界がどこか知らないところでゆっくり進行していたようで
とってもうれしくて
「やっとお会いできましたね」・・・なんて言ってみたくなる。
 
「伊三次はさすがに出ないよなぁ・・・出て欲しいけどなぁ・・・」と思っていたら、
あたりまえのように出てきたのでうれしい反面
「いや・・違う」・・・とどこかで思ってみたり(笑)
(三浦浩一さん扮する密偵で鬼平には欠かせないキャラなんだけど、シリーズの途中で命を落としてしまうのです)
そっか・・今回の話が、原作でも伊三さんが命を落とす前の話なら問題はないわけか。
 
で、
やっぱりなんといっても吉右衛門様。
鬼平を観ていると、吉右衛門様に惚れてるのか鬼平こと長谷川平蔵に惚れているのかわからなくなる。
鬼平といえば中村吉右衛門様!
誰かが5代目鬼平になって新たなTVシリーズをスタートさせるくらいなら、
再放送でいいから吉右衛門様の鬼平を第一シリーズから放送して欲しい。
 
観終わると、いてもたってもいられず
「「鬼平」を極める」という本を引っ張り出し、しばしTV版鬼平の世界にはまり込んだ。
原作をじっくり読み返したいところだけど、
TVの第一シリーズから見直すのもいいな♪
スカパーの「真田太平記」が終わっちゃったら毎週観るもんなくなっちゃうしな・・・
 
・・・これを書いている今もつい本を手に取っちゃってなかなか進まんのです・・・
 
はぁ・・・「久栄」になりたい・・・
いや、思いを胸に秘め密偵として働く「おまさ」かな、やっぱり。
 
※「鬼平」を極める
フジテレビ出版発行のTV版「鬼平犯科帳」大百科
タップリの名場面、出演者インタビュー、マニアックな特集、鬼平以外の池波作品について・・ナドナド
Uにはなんと「五鉄」のペーパークラフトまでついてる、鬼平ファンにはたまらない逸品でございますのよ♪

2005/2/17(Thu)
素直すぎる・・・
おでこにふたつと鼻の頭にひとつ・・・
 
 ふ・き・で・も・の♪
 
あきらかにチョコの食べすぎです。
なんてわかりやすい体なんだと馬鹿にされたとです。
 
去年もそうだった記憶があります。
 
・・・チョコ禁止令が出ております・・・

2005/2/16(Wed)
愛した日々に悔いはない♪
「コーラスライン」My千秋楽を迎えてしまった。
さびしいなぁ・・また行きたいなぁ・・(まだ行く気かっ!)
 
今回の公演、始まる前は1回でいいやと思っていたけどその1回で鳥肌立つほど感動。
ちょうどタイミングよくやってきた追加発売で2回分を追加・・・
最前列と2階、そして役者さんが座る席の近くと、いろんな角度から観ることが出来て大満足♪
こうして総括っぽい事をたらたら書いてしまうほど充実した公演&観劇だった。
・・・いびき男にじゃまされたりもしたけどね^^; ま、勇気出せたってことでよしとしましょう・・・
 
やっぱり会場が良かった。
普段ストレートプレイをやっている小さな劇場で、ステージと客席が近い・・・
というかほとんど一体化してる。
本当に手が届きそうなほど等身大の役者さんが目の前で踊ってくれる。
個々にマイクはつけておらず、ステージの数本のマイクが音を拾うのみ。
だからほとんど生声、生歌。
演出家役が客席の一番後ろに座るから、
客席で演出家とオーディションを受けるダンサーのやり取りを見ていると
本当に自分もオーディション会場にいるような感覚でどんどん引き込まれてしまう。
 
キャストも「このキャストで何度でも観たい!」と思えるすばらしいキャストだったし、
過去に別の役で出ていた人が、年齢もキャリアも重ねてまた別の役で出たりしているから
その人たちを中心に、本当にまとまったいいカンパニーだったと思う。
長い独白のシーンがある難しい役なのにこの人で大丈夫かな・・・と思っていたら
過去の先輩達に比べても全くひけをとらないすばらしい出来だったり、
ダンスはトップクラスだけど歌も芝居もまだまだこれからだった人が
本当に心のこもったセリフで、嗚咽するほど号泣させてくれたり・・・
この人次はどんな役で会えるんだろう・・・って、すべての出演者に愛着がもてる。
いろんな経験をつんで、またいつかこの作品で会えたらいいなって、そう思える。
 
もともと初めて観たミュージカルで作品自体に思い入れはあったんだけど、
今回の公演でもっともっと好きになったし、より深く知ることが出来たと思う。
本当に良かった!
また、そう遠くない将来さらに成長したカンパニーでこの作品に会えたらいいな・・・
 
ってゆーか! 千秋楽までにも1回観たいぃぃぃ!!!
 
 
余談だけど、
この「コーラスライン」が2月まで。「CATS」と「オペラ座の怪人」はロングラン中。
「エビータ」も3月までやってて、ついでに「ライオンキング」も・・・
今まで何年も待ち焦がれてやっと上演してくれたような作品が
今この東京で一気に観れちゃうという恐ろしくうれしい信じられない状況なのだから・・・
1月2月の観劇数が今までの倍ペースになっててもそりゃいたしかたのない事よね。
・・・と開き直ってみる。

2005/2/14(Mon)
もてる男はつらいよ♪
相方が紙袋ひとつ余分に持って返ってきた。
何のお土産〜♪
・・・って、そっか!今日は・・・♪♪♪
 
いやぁ・・・思いがけず大量でびっくりした♪
よかったねぇ相方!(笑)
手作りクッキーから仕事場近くの輸入食材店の包み紙までイロイロ。
「絶対休憩時間に買いに行ってるよ」
とか言いつつ、まんざらでもないんじゃないのぉ♪
 
義母からもモロゾフのチョコが届き、当分甘いものには困らなそう♪
 
え?お前のじゃないだろって???
 
だってぇ・・・
「おくさまと仲良くお召し上がりください♪」
って書いてあったもーん!!
ムフフ♪ わかってらっしゃる♪
注:さすがに手作りクッキーには手を出しませんので♪
 
その代わりお返しの準備は手貸すからさ!

2005/2/11(Fri)
しぇんしぇー!おねちゅでまちた!
久々に熱なんぞ出して寝込んでしまった。
 
はなみじゅとくっさめ・・・
花粉症かいな!?・・と思っていたら咳とのど。
やべーお医者さん行かなきゃ・・と思っていた矢先にどんっ!ときて、
相方お手製のうどんを食べたらがこんっ!と下がった。
 
いやー寝た寝た(笑)
さびしいからラジカセだけ持ち込んで、
「えくすぷれっしょん」から「しっぷうらんぶ」まで積み重ねて聴きまくり。
・・・って言ってもほとんど寝てるんだけど ^^;
たまに起きて・・自分でおでこのタオル絞って・・CD替えて・・熱はかって・・また寝る。
寝すぎて腰が痛い・・・
 
うがい手洗いを欠かさず、みかんも毎日食べて(笑)対策はバッチリ!
・・と思っていただけにちょっとショック。
 
まぁでも、今年はもうこれで引かないかな♪(←根拠なし(笑))

2005/2/8(Mon)
ありえねー!
先日ワタクシ・・・右腕を高々と突き上げて寝ていたそうであります。
頭の上にじゃなくて宙に向かって・・・
 
相方は「起こそうかと思ったけど思わず観察してしまった」そうで。
だんだん傾いて、またまっすぐになる・・・を繰り返していたんだそうでございます。
 
「We can't stop the music」の夢でも見てたんでしょうかねぇ・・・

2005/2/2(Wed)
ママ!ボク勇気出して頑張ったよ!
「コーラスライン」観劇。
発売日にネットがつながった時点で
センターブロックの2列目とサイドブロックの最前列が空いていて、
迷った末「サイドでもいい!最前列で観たい!」と取った席。
左ブロックの一番右、センター寄りの最前列。
目の前にステージと客席をつなぐ階段が作られていて、
時々演出家がその階段を下りて目の前に立つ。
視界は遮られるけど、舞台の上のダンサーが演出家のほうに顔を向けるとほぼ正面。
まるで自分に向かってしゃべっているようで臨場感タップリ♪
 
やっぱり目の前に邪魔がないっていいわぁ♪
・・・と、役者さんとの真剣勝負を楽しんでいた。
 
んが!
 
途中から不愉快な音が聞こえてきた。
それもすぐ後ろから。
始めはちょっと息遣いの荒い人かと思ったけど、
その音はだんだん大きくなってはっきり「いびき」と聞き取れる。
 
ステージの上ではこの舞台の見せ場、女性ダンサーの素敵なソロダンスが終わり、
ゲイの青年が自分の過去を語る、行き詰まるシーンへと流れている。
音楽のないこの静かなシーンでなおも大きくなるいびき・・・
誰か起こしてくれよと祈ったけど、たとえ隣にいてもそれってかなり勇気がいること。
私もじっと我慢我慢。
このシーンが終われば、またダンサーがステージに集まりがやがやとオーディションが続けられる。
そうすればきっと気にならなくなる・・・と思っていたけど、いいかげん頭にきた。
 
まだこのあとには、演出家が
「もし踊れなくなったらどうする?本気で答えてくれ」
と皆に問う重要なシーンが待っている。
そのときにさらに大きないびきが響いてしまったら・・・
 
もーいてもたってもいられなくなって、
ステージががやがやしているすきに思い切って後ろを振り返ってみた。
2列目の一番左の席で男の人が椅子から落ちそうなほど熟睡してる。
その姿を見てふと思った。
もしかしたら私、他の人の邪魔にならないようにそこまで行けるんじゃないの?
 
・・・そう思ったらもう胸がばっこんばっこん。
 
私がわざわざ席を離れて行くほどのことか?
でも休憩ないからこのまま終わりまで誰も注意できないし。
スタッフも近くにいないし。近くの人も起こしてくれそうにないし。
でもその私の行動自体が他の人の邪魔になったら元も子もないじゃないか。
自分このまま終わりまで我慢できるのか?
 
一瞬のうちにいろんなことが頭をよぎる。
もちろん心臓はずっとなりっぱなし。
でも決心した。
このままじゃ役者さんに失礼だ!
 
次のダンスナンバーが始まるまでの今しかチャンスはない。
立ち上がらないように静かに椅子から滑り降り、這うようにして最前列を横切る。
角を曲がると熟睡男。
ももを思いっきり叩いて起こした。
「いびきうるさいです!」
また同じように這って移動。
静かに自分の席についた。
 
席に戻ってからも心臓はばっこんばっこん。
席を離れたとき、座面が跳ね上がるのをそのままにしてしまった。
振動が同じ列の人に伝わって不快だったんじゃないか。
ももを叩いた音、私の声、響いたんじゃないか。
つけられて嫌がらせされたらどうしよう。
刺されたらどうしよう。
あぁ・・余計なことしたんじゃないか。
 
いびきは止まったけど、
しばらくはドキドキがおさまらなくて、色々気になって、集中できなかった。
でも最後には感動、感激、感涙。
素晴らしい舞台に惜しみない拍手を送って終わることが出来た。
 
客席が明るくなって我に返り、
「やっぱり余計なことだったんじゃないか」と後悔していると、
「注意して下さってありがとうございました」と声を掛けられた。
隣で足をけったりしていたけど、まったく起きなくて困っていたそう。
聞けば最初からずっと寝てたそうで・・・
決して安くない席なのに何をしに来たんだか。
そりゃ寝るのは自由かもしれないけど、周りに迷惑をかけるのは言語道断。
役者さんにも失礼だし、場にそぐわないなら出て行ってほしい。
 
「どうしようかと思って心臓ばくばくだったんです ^^;」
 
やっぱり間違ってなかったんだと思ってほっとした。
 
ついでに言うと
・・・勘違い女炸裂!なんだけど(笑)・・・
演出家役の役者さんが最後にステージからはけるときに、「ありがとう」と口を動かした。
その瞬間、確かに目があったと思うんだけど・・・
ま、お客さん全員に向けた言葉かもしれないし。
これは自分の胸の奥の奥のほうだけにそっとしまっておこう・・・ってここに書いてんじゃん!(笑)
 
まぁとにかく、こんなことは2度とごめん。
観劇マナーについていつもブーブー言うかわりに、
ハンカチを常備したり荷物は最小限にしたり、
周りに迷惑をかけないで舞台に集中できるよう最大限の努力をしているのだから、
なんびとたりともその邪魔をしないでほしい。
 
えらそうに聞こえても、「何様?」と思われてもいい。
 
本当に!